
蛍光灯(けいこうとう)はどれくらいの石油を必要とするの?
|
2 部屋を使わないときに電灯(でんとう)を消すと、どれくらいの石油がせつやくできる?
「省エネルギー」という言葉を聞いたことはありませんか?
そんな言葉を聞いたことがない人でも、「電灯を使わない時には消そう」と言われたことがあるかと思います。
でも、実際に部屋を使わないときに電灯を消す場合と点けたままにした場合とでは、1日でどれだけの差が出るのでしょうか。
たとえば、部屋に40ワットの蛍光灯が3本あったとします。
この部屋で、1日に7時間電灯をつけっぱなしにしていた場合の消費電力量は
(40ワット×3本)×7時間
=1148ワット時
=1.148キロワット時
約1.15キロワット時です。
この時の石油消費量は、
26.5ミリリットル×1.15キロワット時=30.475ミリリットル
約30.5ミリリットルとなります。
さて、A君は、20ワットの蛍光灯2本をつけたまま、外へ遊びに行きました。
4時間つけっぱなしです。
このむだになった電力量も、これまでと同じように計算できます。
20ワット×2本×4時間=160ワット時
=0.16キロワット時
これを石油にして考えると、
26.5ミリリットル×0.16キロワット時=4.24ミリリットル
約4.24ミリリットルの石油が、むだに使われているということです。
小さじ1ぱいが5ミリリットルですので、4.24ミリリットルの石油は、わずかな量に思えるかもしれません。
でも、これが1年間つづくと、
4.24ミリリットル×365日=1547.6ミリリットル
=1.5476リットル
およそ1.55リットルの石油が使われていることになります。
これは、ジュースの入った大きなペットボトルよりも多い量です。
もし、そのむだ使いを、同じ市内に住む全員が行ったらどうなるでしょう。
たとえば、埼玉県所沢市(さいたまけんところざわし)の場合だとどうでしょう。
平成15年9月の所沢市の人口は、336575人です。
1.55×336575=521691.25リットル
200リットルのドラム缶2608本以上にもなるのです。
ちりも積もれば山となる、と言います。
一人一人のちょっとした行動が、広い範囲で見ると大きな影響力(えいきょうりょく)を持つのですね。
おまけ
東京電力のウェブサイトでは、申し込みをした人に無料で「電気のシェイプアップカルテ」を作ってくれます。
これを参考にして、電気を多く使った月やあまり使わなかった月を比べて、どんな時に電力を使っているかを考えてみるのも良いかもしれませんね。
|