2 地球があたたまる?

地球があたたまるしくみ

石油や石炭などの化石燃料(かせきねんりょう)をつかうと、大気中に出された二酸化炭素はふえます。
でも、大気中に二酸化炭素があるおかげで地球は気温を上げています。
地球の平均気温はおよそ15℃です。
月の赤道(せきどう)のあたりの日中の最高気温は110℃、夜間の最低気温は-170℃です。
大気がないと、地球も、月と同じように住みづらい世界になってしまうでしょう。

太陽からの光は地表をあたためます。
二酸化炭素は地表から出た熱を吸収し、またそれを地表に向けてはね返すため、熱は逃げるところを失ってしまいます。
このために大気の温度はどんどん上がります。
これを「温室効果(おんしつこうか)」と言います。

ビニルハウスなどの温室は、外から入った熱を逃がしません。
これと似ていることから、「温室効果」という名前がつけられました。

温室効果のしくみは、私たちが眠るときにふとんをかけるのと同じです。
ふとんをかけると、暖かいですよね。
ふとんが体温を逃がさないようにしてくれているから、私たちは寒い夜でも暖かくすごせるのです。
このふとんと同じ役割をするのが二酸化炭素で、私たちの体と同じ役割をするのが、太陽の熱であたためられた地表(ちひょう)です。

二酸化炭素は、それじたいが悪いものではありません。
ある程度の量の二酸化炭素があるからこそ、私たち生物が生きていられる気候をたもてるのです。

でも、二酸化炭素が増えすぎたらどうでしょう。
ふとんを3枚も4枚もかさねて寝たら、暑くて寝苦しいのと同じように、二酸化炭素が増えすぎてしまうと地表の熱が外に出て行けずに、どんどん暖まってしまいます。
これが「地球温暖化(ちきゅうおんだんか)」と言って、地球があたたまるしくみです。

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