
3 二酸化炭素が増えるのはなぜ?
地球温暖化(ちきゅうおんだんか)のおもな原因(げんいん)は、大気中の二酸化炭素の濃度(のうど)が上がったことにあります。
では、二酸化炭素が増えているのはなぜでしょう。
化石燃料(かせきねんりょう)の使用が、二酸化炭素増加のおもな原因です。
化石燃料について
私たちはふだん、化石燃料を消費(しょうひ)して生活しています。
化石燃料とは、天然(てんねん)ガスや石油(せきゆ)や石炭(せきたん)のことです。
土にうまった生物の死骸(しがい)や植物に、長い時間かけて熱や圧力(あつりょく)が加わってできたものです。
動物の死骸は石油や天然ガスに、植物は石炭になったと言われています。
私たちは、活動に必要なエネルギーの約85%を化石燃料から得(え)ています。
化石燃料の使用量が多いのは、輸送(ゆそう)や貯蔵(ちょぞう)がかんたんであること、大量のエネルギーが取り出せることなどが理由です。
しかし、化石燃料を燃(も)やす時に発生する硫黄酸化物(いおうさんかぶつ)や窒素酸化物(ちっそさんかぶつ)は、大気汚染や酸性雨のおもな原因となっています。
化石燃料をあまり使わないようにすること、そして、化石燃料にたよらないエネルギーを得ることが大きな課題となっています。
日本では、国内で出される二酸化炭素のおよそ90%が、化石燃料によるものだと言われています。
ここで、二酸化炭素の濃度上昇(のうどじょうしょう)のグラフを見てみましょう。
二酸化炭素は、18世紀後半から急に増え出しています。
この時代に何があったのでしょうか。
それは、産業革命(さんぎょうかくめい)です。
(産業革命についてくわしく知りたい人はこちら)
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